アマチュア無線ってなあに?【いろはのい第一回】
2020-05-24 written by JS2IBB

皆さんこんにちは!
名古屋大学アマチュア無線研究会2年のJS2IBBと申します。今回が初投稿となります。

さてさてこのブログ、前回の更新からだいぶ日が空いてしまいましたが、今回のテーマは何なのかといいますと...

「アマチュア無線いろはのい」

と題しまして、今年すでに入会して頂いた方々やこのサークルに少しでも興味を持って頂いている方々に、アマチュア無線の楽しみ方や魅力を伝えていこうという企画になっております。
例年この企画は新会員向けに部室で行われているのですが、残念...今年はそれができるような状況にはありません。
なので今年はブログの連載企画として、より多くの人にアマチュア無線について知ってもらえればと思います。
ゆるゆると書いていくので、気楽に読んで頂けたら嬉しいです。

それでは本題に入りましょう。
記念すべき第一回は「アマチュア無線ってなあに?」です。
皆さん、このサークルを知るまで、そもそも「アマチュア無線」という趣味があることをご存じでしたか?
無線というと、WifiやBluetoothなど私たちの生活にとっては身近なものですよね。でも、それを趣味にするって何なんでしょうか?
私は大学合格後、webサイトの部活・サークル一覧でこのサークル名を初めて目にした瞬間、
「なんだこの「マツコの知らない世界(テレビ番組)」でやってそうな趣味は!!!」
と思ったのを鮮明に覚えています。

...嘘です。

でも、それくらいニッチな趣味だと思っていました。実際、それまで私はアマチュア無線なるものをやっている人に出会ったことがありませんでした(私の交友範囲が狭いだけというのは否定できませんが)。
しかし、調べてみるとなんと世界中で約300万人ものアマチュア無線家さんたちがいるというのです。
これはもう趣味界の一大勢力といえますよね。
では、アマチュア無線の何がそこまで多くの人々を引き付けるのでしょうか。

アマチュア無線は電波法によって以下のように規定されています。
「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう」
なんだか堅苦しいですが、ざっくりと言うと、商売せずに趣味でやろうやってことです。
でも、趣味で無線通信やろうねっていきなり言われても何やっていいかわかりませんよね。そこで、ここでは次の代表的な楽しみ方を簡単に紹介します。

・コンテスト
・モービル
・アワード
・CW
・ARDF
・QSLカードの交換

コンテストはこのサークルが主な活動としているもので、アマチュア無線の大会です。一定時間内にいかに多くの人(局)と交信できるかを競います。数だけでなく、交信相手の場所によっても得点が変わるので、戦略性が求めらるのも面白いところの一つです。良い成績を残すと賞状がもらえたりします。

モービルは自動車に無線機を搭載し、仲間や見知らぬ人と気ままに交信します。YKAでは、ドライブの時に自動車間で互いの位置や道路状況を教えあったりします。

アワードは交信した地域や局数などある条件を達成するともらえる、認定書のことです。RPGゲームで実績解除していくような楽しみに似ているかもしれませんね。

CWは通信相手と声でやり取りする「電話」ではなくて、モールス符号を使う「電信」と呼ばれる通信の方法で、また違った楽しみがあるようです(私はできません)。コンテストの一部門でもあります。モールス信号は最近テレビの地震速報で聞いた人がいるかもしれません。あれはメーテレの、「NagoyaBroadcastingNetwork」の頭をとった「NBN」と流れているそうです。

ARDFは山中に隠された無線送信機を、方向を探知できる受信機、コンパス、地図を使って探し出す、宝探しのような競技です。探し出した数と時間を競います。

QSLカードとは相手と交信したことをお互いに証明するために交換するカードのことです。それぞれが独自のデザインを作れるので、コレクションするのも交信の楽しみ方の一つです。

とても簡単に紹介しましたが、このようにアマチュア無線には様々な楽しみ方があるのがお分かりいただけたでしょうか。アマチュア無線は、それぞれの楽しみ方の中で、無線設備やオペレーションのやり方を工夫したり、電波を遠くまで飛ばすために場所を移動してみたりと、様々な工夫ができるとても奥深い趣味なんです。
いやぁ、それにしても無線って本当に不思議ですよね。だって線で繋がっていないのに遠くの人の声が聞こえたり、遠くの場所の信号を受信できたりするんですよ。まるで魔法のようだと思いませんか?
僕も(私も)魔法使いたい!って思ってもらえたら嬉しいです(笑)。
そんなアマチュア無線ですが、実は無条件に誰でも楽しめるというわけではないんです...(次回へ続く)

一覧にもどる