今日は何の日?【いろはのい第三回】
2020-07-06 written by JS2IBB

皆さん、お久しぶりです。
前回の更新から一か月も空いてしまいました。本当にすみません(汗)

前回はアマチュア無線を楽しむために必要な免許、コールサインについてお伝えしました。
コールサインとは無線局の名前のことでしたね。交信の際には自分と相手のコールサインを使ってやりとりします。
しかし、そこで一つ問題があるのです。それは交信時に必ずしも互いの声が明瞭に伝わるとは限らず、聞き間違えたり、何を言っているかわからないことがある、ということです。
アルファベットの聞き間違えというのは皆さんも日常生活で経験があるのではないでしょうか。
例えば、学校で「B組」と「D組」を聞き間違えたりしませんでしたか?
私の高校では、「D組」を「でぇーぐみ」と読んだり、年配の先生になると「だぁーぐみ」と読んだりして、聞き間違えないようにしていました。

これと同じようなことをアマチュア無線でも行います。
無線の世界には「フォネティックコード」というものが存在します。
フォネティックコードとは、アルファベット26文字についてそれぞれを頭文字とする言葉を割り当てたものです。
これは世界共通のものであり、皆が使用することで円滑かつ正確に交信をすることができます。

フォネティックコードは以下のようになります。
A Alfa (アルファ)
B Bravo (ブラボー)
C Charlie (チャーリー)
D Delta (デルタ)
E Echo (エコー)
F Foxtrot (フォックストロット)
G Golf (ゴルフ)
H Hotel (ホテル)
I India (インディア)
J Juliet (ジュリエット)
K Kilo (キロ)
L Lima (リマ)
M Mike (マイク)
N November (ノベンバー)
O Oscar (オスカー)
P Papa (パパ)
Q Quebec (ケベック)
R Romeo (ロミオ)
S Sierra (シエラー)
T Tango (タンゴ)
U Uniform (ユニフォーム)
V Victor (ビクター)
W Whiskey (ウィスキー)
X X-ray (エックスレー)
Y Yankee (ヤンキー)
Z Zulu (ズールー)

例えば、「JA2YKA」と伝えたかったら「ジュリエット アルファ― ツー ヤンキー キロ アルファ―」と発音します。
交信を効率よく行うためにはこのフォネティックコードを使いこなすことが必要となるので、新メンバーの方は頑張って覚えてくださいね!

さて、話題は変わりますが、皆さん今日が何の日か分かりますか?

そう、今日は「例年なら6m AND Downコンテストから帰ってきて死ぬほど疲れているのに授業に出席するはずだった日」です!

今年は課外活動が一切できないので残念ながら参加することはできませんでした。無念...
例年なら、新会員の方々も一緒に行ったり、定例会などを通じて移動運用についてイメージして頂くことができたはずなのですが、こればかりは仕方がありません。
そこで、普段私達が移動運用でコンテストに参加する際の流れについて、非常に大まかではありますが紹介したいと思います。

まずは事前準備。もしかしたらこれが一番重要かもしれません。
スケジュールの確認、運用場所、どの時間に誰がどの周波数帯で運用するのかの決定、食料、車、発電機などの調達と無線設備などその他必要な物のリストアップなどを行います。
コンテスト前日になると必要なもの全てを車に積み込み目的地に出発です。
この事前準備を怠ると現地で大変なことになりかねません。
米と炊飯器があるのに炊飯器のコードがなくてご飯が食べられないとか...ね...
これくらいなら何とでもなりますが、無線設備を忘れた・間違えたとなると電波が出せなくなるのでシャレになりません。
なので事前準備はとても大切です。

続いて、目的地まで移動です。普段頻繁に運転される方は少ないと思いますが、それに加えて夜道、森の中を運転することになるので細心の注意を払って運転する必要があります。

現地に到着したら設営となります。テントやアンテナの設営、発電機やリグ(無線機)、電源の設置、接続などやることはたくさんあります。アンテナの設営は特に危険を伴うので安全に気を配りながら行います。

設営が完了し、コンテストが始まった後は交代でオペレーションを楽しみつつ、食事、睡眠をとります。食事はレトルトが多いですが、誰かが腕をふるってくれるかもしれません。睡眠はテントまたは車中でとります。

コンテストが終了した後は設備を解体し、荷物を全て車に積み込み帰る支度をし帰路につきます。

無事大学に到着した後は車の荷物を降ろし、片付けを行います。そして最後に会長に総括をしていただいた後解散となります。
以上、非常に大まかな流れを説明しましたがイメージを掴んでいただけましたでしょうか?

こうやって書いてみると、とても簡単に終わってしまうようですが、実際は非常に"濃密な"時を過ごすことになります。
それを一瞬と感じるか長いと感じるかはあなた次第。
とりあえず、今は早くサークル活動が再開できるようになることを願いましょう。

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